木造在工法【金物工法】
在来金物工法
先に説明した「プレカット工法」の欠点を補い、進化させたのが
「金物工法」です。
在来の仕口や継ぎ手に関しては、その木工技術は世界にまたとない技術です。
ですから木を選別し、その使い方を熟知しておればこれほど優秀な技術は
ないと思います。
しかし近代化の波にのまれその技術の伝承はままなりません。
やはりプレカット工法にしても断面の欠損という意味では
少しばかり補わなければならない点があります
上記のように 金物を取り付ける際にどうしても欠損ができてしまいます。
この木材の断面欠損を極力まで減らし、組み立てを簡素化して確実な接合部としたのが
「金物工法」です
特殊な金物とドリフトピンと言われる金物で取り付けるために、欠損が少ない。
松原光二(1級建築士)
人・家・街・地域を
一体として考えて家を創ることが、家の価値を上げるものと信じています。
- 1級建築士(大臣265879)
- CASBEE建築評価員(01222-10)
- 同戸建て(戸00056-11)
- 応急危険度判定士(07-阪-1261)
- 適合証明技術者(22270093)
- 増改築相談員(221182)
- 住環境測定士補(20050302300)
カテゴリー
家の工法
- 地縄張り
- 木造在工法【金物工法】
- 木造在来工法【プレカット工法】