【コストと工程】

安全・安心な家を創るにはそれ相当の時間と費用が必要です。

私どもが提唱する

人・家・街・地域を一体として考える場合、

建築主さんの家に対する思いから考えていきますので

一律ではないために、相当の時間がかかります。

 

企業はいかにコストを削減し利益を上げることが最優先します。

私が以前いた大手ハウスメーカーといわれる企業は

利益の追求が第一でした。(企業としては当たり前のことです。)

しかし家をつくるというのはその他の製品とはチョット違います。

家にはその家族の思いがあります。

これを画一的な方法でどんどんさばくような方法は

本当の意味での家創りとはちょっと違うような気がします。

しかし企業は合理的に業務を進めることを求めます。

建築(生産)原価を下げるためです。

 

工期短縮は至上命題となり 年間に何棟建てる(売る)かが、優秀な社員となっていました。

ここに大いなる疑問が。

 

その人の生活にとってかなり重要なウェートを占める家にもかかわらず、

企業の都合のよい家作りをしなければならないことです。

画一的な家を建てるのであればこの方法が効率的でよいのかもしれませんが

実際は注文住宅の場合は各家人で住み方から生活形態が違うので

それぞれの家の建て方があるのにもかかわらず

これを形にはめようとする方法はあまりよいとは思えません。

設計の段階からヒヤリングに時間をとり どのような家が

その人にあっているかが 重要だと思います。

 

現実は多くの場合 ヒヤリングの時間が十分とはいえないのに、工程は進みます。

なぜなら これもコストの削減になるからです。

 

一般に家を依頼する方は家づくりは、はじめての方が多いです。

ましてや30代で家を建てようとする人のそのほとんどが、初めてでしょう。

依頼者は 「プロが言うんだから間違いがない」という思いから

住宅会社の工程で物事が進んでしまいがちです。

これでは せっかく建てる家が本当に、自分たちに優しく、街にやさしい、安心できる家

ができるのかはわかりません。
ヒヤリング段階で時間をかけすぎると

「お客が逃げてしまう。」

「経費がかかりすぎる。」

というような問題が出てきます。

これはあくまで住宅会社からの目線です。

 

はじめに キチンと設計や工程、コストについて説明をしていないので このようなことが起こるのです。

住宅会社によっては設計費がものすごく安く見積もられる場合があります。

設計事務所は設計費が高いと思われがちです。

なぜ安いのかを キチンと説明していればよいのですが

それをしないと 依頼者側は迷ってしまいます。

コストと工程は相対関係にあることを知っていてください。

その上でどのような所に依頼するか決めることが良い選択だと思います。

松原光二(1級建築士)

松原光二人・家・街・地域
一体として考えて家を創ることが、家の価値を上げるものと信じています。

  • 1級建築士(大臣265879)
  • CASBEE建築評価員(01222-10)
  • 同戸建て(戸00056-11)
  • 応急危険度判定士(07-阪-1261)
  • 適合証明技術者(22270093)
  • 増改築相談員(221182)
  • 住環境測定士補(20050302300)

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