家歴書

家歴書

聞きなれない言葉かもしれませんが、今後、住宅にとって大変重要なキーワード担ってきます。

【家暦書】

「この家は何年ぐらい持ちますか?」
よく聞かれる質問です。

「30年せいぜい持って50年」
といわれる方もいます。

確かに以前はそうだったかもしれません。

というのは 木造住宅でも工法や建てた年代
そして家のメンテナンスによってかなりの差が出てきます。

たとえば耐震性の面では、1981年の新耐震基準施行の以前の木造の住宅は

耐震性に不安が残ります。

また、寺社や旧家のような日本古来の伝統工法で建てたれた
建物では 百数十年現役で活躍している家も少なくありません。

そして一番大事なのが家に対する愛着です。

家というのは一度建ててしまえば手を入れることはあまりないと考える人が多いのですが
車などと一緒で定期的なメンテナンスが必要です。

家の前などで毎週のように車をぴかぴかに磨いている人は
車に対して、愛情を持ってられます。

このように家にも愛着を持つことが必要です。
(車の何倍もの金額を払っていくんですから。)

岐阜県の白川郷などでは家を守るためにが
いつ頃、どのような修理を 誰がやったかというような
記録が延々と残されていると聞いたこともあります。

まさしく家に対する愛情の現れです。

このように一般の住宅でも愛情を持って家を守っていけば
わたしは木造の家でも十分100年は持つ家が出来ると思います。

最近では「長期優良住宅」に対する補助金の交付など
日本でもようやく エコの観点から
スクラップアンドビルドから
ストックの時代になってきたんだと思います。

また世界中で「サステナブルな建築」が推し進められ
日本でもCASBEE(キャスビー)などの評価方法などが確立され
その家がいかに自然と対峙していくが 子供の将来を願う親としての勤めかもしれません。

ではどのようにして100年もつ家を造っていくのか。

一番大事なことは「記録する」ということです。

この家は「いつ・誰が・何を使って・どのように」
建てられたのか。

この基本となる記録は絶対に必要なのです。

工事中の記録を誰がつけていくか。

それは本来建て主であるあなたなのですが
現実問題としては不可能です。

ですから これらは設計者であり 工事監理者なのです。

「工事監理」でも述べたように当方では 通常の工事監理だけではなく
独自の工事監理項目(百数十項目)記録や 各工程で撮影した写真や動画、
その家に携わった職人さんたちの情報
もちろん、最終的に出来上がった建物の図面や許認可等などをまとめて
【家暦書】としてお渡します。

松原光二(1級建築士)

松原光二人・家・街・地域
一体として考えて家を創ることが、家の価値を上げるものと信じています。

  • 1級建築士(大臣265879)
  • CASBEE建築評価員(01222-10)
  • 同戸建て(戸00056-11)
  • 応急危険度判定士(07-阪-1261)
  • 適合証明技術者(22270093)
  • 増改築相談員(221182)
  • 住環境測定士補(20050302300)

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